■納骨のタイミングとは
大切な人が亡くなって葬儀を行った後に、火葬をしてから、遺骨が収骨されることになります。
そこから、どのタイミングで納骨を行えばいいのかは、法律できっちりと決まっていませんので、どのタイミングで行っても構いません。
ただ、多くの人たちが一般的に行っているタイミングがありますので、それについて紹介していきます。
■火葬後すぐに行う場合
葬儀を遺骨の埋葬まで含めるような地域であれば、葬儀をして火葬をした後で納骨を行うというケースがあり得ます。
この場合は、朝から夜にかけて忙しい状態で行われる可能性が高いです。
しかし、亡くなったときにお墓が準備できないと意味がありませんので、火葬後に行うというのは一般的ではありません。
それに、葬儀の後すぐに納骨を行うのは、気持ちの整理がつかないというケースもあります。
■四十九日法要を目安に行う場合
火葬後すぐに納骨を行わないのであれば、いったん自宅で骨壺を保管する必要があります。
九州地方では、四十九日法要の後に行うことが多い傾向にあります。
すでにお墓が準備できており、早めに遺骨を納骨したいのであれば、一番良い頃合ではないでしょうか。
故人が亡くなってから、すぐにお墓を準備して建立して四十九日法要に間に合わせるということは決してできないことではありませんが、スケジュールがきついので間に合わない可能性が高いです。
亡くなってからお墓を準備するのは厳しいですから、四十九日法要までに準備ができないのであれば、その後の法事の日程に合わせて行うことが多いです。
■百か日法要を目安に行う場合
四十九日法要が終われば、喪に服す期間が終わって忌明けになります。
忌明けしてから最初の法事にあたる百か日法要のタイミングで、納骨を行うということも十分に考えられるでしょう。
忌明けしてから納骨がしたいという人にぴったりなタイミングに該当します。
故人が亡くなってから3ヶ月ほどが経過しますので、お墓の準備が整いやすいタイミングです。
お墓を発注してから建立するまでにおよそ3ヶ月かかりますので、早めに準備をしておいたほうが良いでしょう。
亡くなってから準備をしたとしても、間に合う可能性は十分にあります。
■初盆を目安に行う場合
初盆の日程は地域によって異なることがありますが、九州地方の場合は8月13日から16日までになります。
初盆の時期は一般的に休日にあたることが多いですので、家族以外の人でも参列しやすいという利点があるでしょう。
亡くなった時期によって、初盆までにどのくらいに期間があるのかが異なりますので、注意が必要です。
6月に亡くなったのであれば、初盆まで2ヶ月半しかないですので、ここで納骨を行うのが適切なのかなどを検討する必要があります。
9月に亡くなれば約1年近く猶予時間がありますので、その間にどうするのかを考えることが可能です。
■年忌法要を目安に行う場合
故人が亡くなってから心の整理がつかないという場合やお墓の準備がなかなか整わないという場合であれば、年忌法要というタイミングに合わせて納骨を行うというケースがあります。
納骨を行うにもいろいろと準備をしないといけませんので、準備が整うのに時間がかかるということです。
一般的には一周忌もしくはその翌年の三回忌に行われることが多いです。
四十九日法要に次いで、重要な法事になりますので、盛大に行われることがあります。
このタイミングに納骨を行うという日程を組む場合も十分にあります。
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■納骨をしないという選択
人によっては納骨をせずに、自宅にずっと骨壺を保管し続けるという考えの人もいるということです。
こういう人は、故人とともに生きたいという考えを持っています。
ただ、骨壺を保管するのではなく、遺骨を使ってペンダントを作るケースもあります。