■「納骨」とは何か?
納骨とは、遺骨をお墓に納めることです。
遺骨とは亡くなった方の遺体を火葬によって骨にし、骨壺に収めたものを一般的に指します。
日本ではどんな宗教を信仰していても、亡くなった人の遺体を火葬にすることが義務付けられており、遺骨はどんな宗派の人でも火葬によって骨壺に収められる習慣が長年行われてきました。
骨壺に納めた遺骨を納めることを納骨といいますが多くの場合、ただ遺骨を納めるだけではなく、納骨式と呼ばれる法要を行って収めることが多いです。
■「納骨式」とは?
納骨式とは遺骨をお墓に納めるときに営まれる法要です。
墓地埋葬法という法律があり、日本国内では墓地以外に遺骨を埋葬することは許されていません。
ただ、いつまでに納めなければならないといった規定は法律で定められていないため、地域や遺族の意向によって行われる時期は異なります。
ただし、九州の中でも福岡では比較的納骨堂に収めることも多いです。
ほかの地域ではよく見られる墓地がお寺の中には存在しておらず、納骨堂だけを取り扱っているお寺も少なくありません。
これは九州地方ならではの風習といわれています。
■「納骨堂」とはどんな設備?
仏教徒の場合、納骨堂がお寺に隣接されていることが多く、ほかの地域よりも大きな設備となっています。
お寺の本堂から直接入れるようになっており、中は檀家ごとに小さく仕切られていて、位牌が安置されている仏壇のようになっていることが少なくありません。
お寺が管理しているため、遺骨を荒らされるおそれもないでしょう。
また、お墓参りに来たときはお寺に一声かけてお参りをすることが通例です。
それ以外の宗教でも納めることができる納骨堂を取り入れている墓地が増えてきているため、宗教に関係なく納める人が増えています。
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■いつ頃行われるものなのか?
仏教徒の場合は四十九日に行われることが多いです。
四十九日の法要とときを同じくして営まれることが少なくありません。
というのも、仏教では亡くなった人の魂はこの世とあの世の間を行き来しており、四十九日に来世の行き先が決まるといわれています。
そのため、亡くなった方の遺骨をお墓に納めて来世に何の憂いもなくいけるようにするという説があり、四十九日に営まれることが多いです。
キリスト教の場合は1ヶ月後の追悼ミサのときに行われることが多くなっています。
神道の場合は、一般的に五十日霊祭のときに行われることが大半です。
無宗教の場合はそれほど気にする人はいませんが、葬儀を済ませてから50日前後に行われることが多いです。
■どんなやり方で納められるのか?
仏教の場合は、お寺などで四十九日法要を済ませてから墓地へ向かい、法要を行うことが多いです。
法要では遺骨を納める前と後に僧侶が読経を行います。
遺骨を納めてからその場にいる遺族や親族、友人知人の順で焼香を行う形です。
なお、九州地方、特に福岡周辺では、ほかの地域では仏教のお墓によくある卒塔婆を置いていません。
宗教ごとの違いではなく、福岡周辺ならではの風習です。
キリスト教の場合は墓地でカトリックの場合神父が、プロテスタントの場合牧師が立ち会い、聖書を読み祈りをささげる形となっています。
参列者は遺骨を納めているとき、賛美歌を歌い、収め終わったら献花することが多いです。
神道の場合は遺骨をお祓いした後、祭祀をあげ、参列者は遺骨を納めてから玉ぐしをささげます。
玉ぐしをささげる行為は仏教の焼香と同じようなものと考えてください。
なお、無宗教の場合は特に納骨式を行う必要はありません。
ただし、ある程度儀礼的なものとして行いたい場合は、葬儀社と相談したうえで納得できる形で行ったほうが良いでしょう。
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